ビームエッジ解説


ビームエッジとは、通常ビーム砲として発射される粒子を圧縮し、粒子加速器の中で循環させることでビームの帯を形成、その一部を外部に露出させる事で、圧縮されたビーム粒子自体をブレードとして機能させる斬撃兵装である。
粒子加速器には、デスザウラーの荷電粒子砲にも採用されているシンクロトロンジェネレーターを用いることで、小スペースで効率的に粒子の加速を行うことが出来る。
ビームが外部に露出する、いわゆる『刃』の部分には、粒子の拡散を防ぐ為に磁気フィールド発生器を備えることで粒子を偏光。高密度を保ったままの循環を可能としている。
刃自体がレーザーを纏うレーザーブレードに比べ耐久性が高く、また粒子の密度も高いためより高い威力が期待される。

デスザウラー、ジェノザウラー、ジェノブレイカー、デススティンガーと、荷電粒子砲及び周辺の発射システムの研究に力を注いできたガイロス帝国軍の再建の鍵として注目されており、実用試験の結果次第では量産体制を整える構えであるという。