グランドセイバー


ネオゼネバス帝国軍が、ライガーゼロの生産性の悪さをカバーする為に投入した高速戦闘用ゾイド。
バスターシエル同様、外観は旧ゼネバス製ゾイドであるサーベルタイガー(現セイバータイガー)のものを意識的に踏襲しており、兵士達の戦意高揚に貢献したと言う。
また、最高時速は290キロと低めに設定されており、これは随伴気であるガンタイガーとの連携を容易にする為である。
首から下顎にかけて大型の油圧シリンダーを備え、これによって噛み砕く力は四足獣型ゾイドの中でも最高レベルとなった。
頭頂部に2連速射砲、胸部にレーザー機銃4門を備え、高速戦闘中でも効果的な射撃ができるほか、背部に装備した260mmリニアキャノンで突破口を開くなど、そのパワーと機動性を生かした戦法を得意とする。
ライガーシリーズの台頭で影の薄くなったタイガータイプの存在を再び世に知らしめた名機として、兵士達からの人気も高い。