ブロードタガー

侵攻するネオゼネバス帝国軍に対し中央大陸各地でゲリラ戦を展開する共和国軍が開発したパラサウロロフス型ゾイド。
頭部のカメラポッドと大型ブレードセンサーや背部のレドーム、尾の下部に装備された対地センサーなど最新鋭の索敵装備を全身に満載し、その索敵能力はゴルヘックスにも匹敵する。
また、野生体に比べ前脚を小型化した事による完全2足歩行の実現と背部に備えられたブースターのほか、電子機器への衝撃緩和の為の大型のショックアブソーバーを後脚部に内蔵することによって、電子戦用ゾイドとしては画期的といえるほどの機動性を持たせることに成功した。

背部レドームの両サイドには8連装ミサイルポッドと160mmロングレンジキャノンが装備されており、高性能な索敵装備で敵の位置を把握しつつ攻撃地点まで迅速に移動、高い火力で打撃を与えるという、ゲリラ戦において効果的な戦闘スタイルが実現可能な機体として開発が進められていたが、ゴルヘックスの2倍以上に達する全高と1体あたりの生産コストが仇となり、量産化は見送られた。
現在では少量生産された26機が前線に配備されている。

















ブロードタガーが生まれる1年前に描いたラフ。
首や尾のデザインは『ジーク』をパクって描いてた記憶が・・・(汗
対地センサーやレドームなど基本的な電子装置の配置はそのままブロードタガーに受け継がれていますが、ビークルや換装可能な頭部など、オミットされたものも多いですね〜。