クルーエルアルミティ


主戦場が中央大陸に移ったことでバーサークフューラー野生体の確保が困難になったネオゼネバス帝国軍が、フューラーに代わる主力機として開発した機体。
ティラノサウルス型の近縁種である中央大陸産のアルバートサウルス型野生体をベースとしているが、本体は全て完全新規パーツでで製造されている。
バーサークフューラーがニクスでの任務柄から高機動万能型の機体だったのに対し、本機は純粋な強襲戦闘用の機体として設計されている。
バスタークローやブースターパックなどの高性能な武装が無い分、直接的な戦闘能力ではフューラーに劣っているものの、それら製造コストのかかる装備や荷電粒子砲をも廃したことによって、1機あたりの製造コストはフューラーの60%にまで抑える事に成功している。
火器は口腔内のマシンガン、背部のビームキャノンと脚部上部の内蔵型ミサイルポッドのみとシンプルだが、アイアンコングにも引けをとらないパワーと格闘能力は、強襲ゾイドとしては極めて高いレベルで確立されており、そのパワーと生産数は当時の共和国軍にとって正に脅威だったという。


解説
ガンホールから丸々1年空き、久しぶりに描いてみるかとペンをとって描いたものです。
今までのデザインを見直し、あまりにも直線ばかりだった点を省みて、帝国軍ゾイドらしく有機的な曲線を取り入れようと意識して描きました。
にしても・・・さすがに爪先が小さすぎですね(汗)。キット化したら歩行どころか自立すらできませんね〜(苦笑)